ブレシアブログ

Home 》 ブログ

2016.12.25 年末年始の営業

年末は12月28日まで営業、年始は1月5日から営業いたします

2016.12.07 Lancia-Ferrari

1954年のF-1に参戦した Lancia D-50 は、エンジンをオフセット搭載してプロペラシャフトをドライバーの横に通して着座位置を低く抑えたり、当時は車体後部に置かれていた燃料タンクをサイドに移して重量バランスの適正を図る等の工夫を凝らしたものでした。

レースでの活躍を期待されましたが、トップドライバーのアルベルト・アスカリの事故死などにより1955年を以て撤退を余儀なくされます。

この D-50 を Ferrai が引き取り、1956年には Ferrari D-50 として参戦。J.M. ファンジオ4度目のチャンピオンに貢献し、翌年には Ferrari 801 と名前を変えました。

この経緯から、D-50には「Lancia-Ferrai」というあだ名が付けられたのですが、およそ30年後に再び「Lancia-Ferrai」は降臨しました。今度は市販車として。

Lancia Thema 8.32は、トランクから任意に出せるスポイラーの存在に気付かなければ大人しいセダンにしか見えませんが、 Ferrari 308GTB(S) QV と基本は同じエンジンを心臓とした韋駄天 FWD 車でした。

アウトストラーダで何気無い車が、左側車線を疾走する姿を想うと、痛快ですらあります。8-32

「羊の皮を被った狼」という表現は、古今東西色んな車に使われております。この Lancia-Ferrai も、その一台と言えるでしょう。

2016.12.01 Amilcar

100年ほど前にヨーロッパ各地に於いて、Cyclecarなるクルマが多数存在しました。

基本的には、モーターサイクルと自動車の間隙を突く格好の形でしたので、乗り心地や快適性は最小限のものでした。

小さい乍らもしっかりと「自動車」として成立していた Morris Cowley,Citroen 5CV,Austin Seven の誕生により、残念ながら Cyclecarは1920年代後半に淘汰されてしまいました。

フランスで誕生した Amilcar は、Cyclecar の中でもスポーティーなルックスとハンドリングを備えており、モータースポーツでも活躍をしました。

1926年に誕生した CGSS は、1074cc の小排気量でしたが、優美なルックスとキビキビした走りを披露したのでした。今見ても小さな貴婦人然とした佇まいで、”voiture” と呼ぶべきでしょう。

dscn1466